日頃から建設関連業者との深耕を図る

 不動産の活用、有効利用を推進し、具体化させるためには、初期段階での計画情報の人手が重要であり、前提となろう。
 この手の情報源として、まず設計事務所が上げられる。
 不動産の開発計画が、オーナーから直接または、ディベロッパー等から持ち込まれ、ここで計画設計から、法規制、近隣対策、工期スケジュール、予算、採算等いろいろな角度から検討されることが多い。
 この意味から設計事務所は「初期情報の宝庫」と言え、深耕を図らなければならない。もっとも重要なターゲットであり、かつ深耕開拓をすればするほど成果を期待できる。

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 一般的に設計事務所は、地元に顔が広く、また、職業柄不動産取引の各種のプロとのつながりも多い。
 深耕方法としては、まず案件を持ち込み、相互の意見、情報交換を重ね、相手の力量を計りながら、当方を売込み、親密化を図ることである。
 言うまでもなく、不動産開発案件には、いろいろな業種、業者が係わり合い競合するので、自薦、他薦、さまざまな売込みが錯綜し、これらを整理、ふるいにかけるのも、設計事務所の仕事となる。
 また、設計事務所により、住宅、オフィスビル、商業施設等、得意な分野も様々である。
 こうした設計事務所の、特徴を良く把握し、誠意を持って接触し、ギブ・アンド・テイクの精神による情報交換と、素早い対応をするとともに、信頼され、情報入手につながるべく深耕を重ねなければならない。
 次に、ディベロッパー、建築業者等(以下業者と呼ぶ)にとって、不動産の有効活用は、まさに本業に直結する分野であり、営業マンは、不動産オーナーに対し、本テーマをひっさげて、日夜努力、奮闘を重ねているのである。いってみれば、当方と共通の目的を持つ、格好のパートナーと言える。
 深耕方法は、ずばり、ギブ・アンド・テイクである。
 相互の情報交換と、当方の積極的な融資姿勢が、連帯のキズナを深くさせよう。
 注意すべきは、金融系列等従来の人間関係であり、情報の交換の仕方、数社で競合時の対応の仕方、等々神経を使うことも多いが、深耕を図る上では、お願い外交では、情報の獲得、案件の持ち込みは実現しない。
 やはり、業者との積極的、精力的な情報交換と、アパート建築資金、ビル建築資金等への積極的な対応、具体的案件の積み重ねによる実績づくりが、深耕、情報入手、案件持込み、実行の図式に、つながることとなろう。

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