情報収集のための標語

 不動産情報にかぎらず、すべての情報収集に共通することは、できるだけ早期の段階から収集に着手しなければ実効があがらないということである。たとえば、土地の売買情報一つ例にとってみても、もう取引がほぼ決ったあとでその情報を入手しても、せいぜい預金をお願いする位で、取引にからむ融資取引など期待すべくもない。その意味では、マーケットにでてしまった情報の価値はほとんどゼロに等しい。不動産情報収集にあたるときに次にのべる五つの標語はぜひ心しておきたい。

スポンサーリンク

 ・早いが勝ち、二番手ではもう遅い
 不動産の情報はスピードが決め手。ある情報をビジネスに結びつけるには、その情報を最も高く評価してくれる者にすみやかに伝えなければならない。自分一人が入手したと思っていても、おもわぬ所から他の人にも情報が流れているとみるべきである。一刻も早く、情報を収集しかつ活かすことに注意しよう。
 ・アイマイ情報に宝あり
 市場にでる前に、不動産については必ずウワサの段階の情報がある。売りたいらしい、買いたいらしい、あるいは有効利用を考えている様子だ、などである。そしてこれらの情報は、情報の内容がはっきり確定していないため、アイマイ情報と呼ばれる。一見ものになりそうもないバクゼンとした情報からも意外に大きな取引が発生することも珍しくない。
 アイマイな情報と思っても無視せずじっくり見極める習慣をつけなければならない。
 ・匂いがしたら、飛んで行け
 すべての情報入手には積極的な行動が必要である。結果を考えず、まず当ってみるという態度がなければならない。会話の中ですこしでも不動産の匂いがしたら積極的にアプローチしてみることである。だめでもともとなのである。
 ・人が住む所、必ず不動産の話あり
 不動産は人間の生活の最も重要な基盤を形成しているものである。個人・法人を問わず不動産とのかかわりなくしては活動はあり得ない。その意味では不動産はノン・テリトリーの商売といえる。だれにでも、どこにでも情報収集のネタはあるはずである。マインドを持って物を見れば必ず何らかの不動産の動きをとらえられるはずである。
 ・情報の良し、悪しは自分で決めるな
 情報の良し悪しを自分の判断だけで決めてしまうのは大変危険なことである。不動産の情報は先程のべたようにアイマイなものが多く、また、そのような段階の情報こそが逆に貴重なものである。
 そのようなアイマイな情報をあらゆる角度から確認し、また確とした情報に仕上げるには、異なった視点と、多くの眼が必要である。必ず上席なり、経験をつんだ担当者にまず話をすること。これを忘れてはいけない。

土地
不動産は土地と人間のかかわり方/ 不動産の有効利用はもっとも多面性を持つ/ 不動産は商売の宝庫/ 不動産の有効活用推進のメリット/ 不動産取引は総合取引のチャンス/ 資金管理から資産管理への転換が必要/ 有効利用は立地が決め手/ 不動産売却代金をトレース、預金化する方法/ 不動産の有効利用の資金トレース/ 融資実行と営業斡旋にも気を配る/ 営業斡旋を推進する/ 競争入札時には取引先業者を推薦する/ テナント斡旋業者の協力を得る/ 遊休不動産はないか/ 住宅ローンの提携銀行/ 情報収集のための標語/ 不動産取引は早期情報入手が決め手/ 企業の早期情報入手は営業、企画部門から/ 情報収集は日常活動からつかむ/ 不動産情報に不可欠なアイテム/ 工場は地域分析がポイント/ 不動産担保設定情報を収集、集積する/ 遊休土地を調査する/ 所在・面積・利用状況をリストアップしよう/ 空地・平屋建て・老朽建物に注目/ 相談会を開催し情報入手の仕掛けをつくる/ 専門家から情報ルートを確立/ 設計事務所等関連業者からの情報入手/ 日頃から建設関連業者との深耕を図る/ 不動産業者と上手に付き合う/ 不動産情報の活用が問題/ 不動産のマッチングチャンスの増大/ 不動産は情報の入手がまず必要/ 不動産の情報収集は全員で/ 情報のつまったポケットを沢山もつ/ 土地の有効活用に対するニーズ/ 土地の有効活用を阻害する要因/ 自己開発と不動産賃貸業としての有効利用/ 開発分譲、買換による土地の有効利用/ 貸事務所ビルの特徴と推進ポイント/ 賃貸マンション・アパートの推進ポイント/ 外国人向マンションの推進ポイント/ 貸店舗の特徴と推進ポイント/ ホテルの特徴と推進ポイント/ スポーツ施設の特徴と推進ポイント/ ファミリーレストランの特徴と推進ポイント/ 駐車場の特徴と推進ポイント/ 郊外立地の新しい不動産利用形態/ ニーズに合った事業方式の選択/ 等価交換方式とは/ 事業受託方式の特徴/ 土地信託方式の効用と推進ポイント/ 借地権設定方式の有効性/ 不動産の有効活用は施主寄りの発想が必要/ オーナーへの具体的アプローチ/ 土地所有者のニーズにマッチしたアプローチ/ 物件調査のポイント/ 個別分析と地域分析のポイント/ 事業化に当たってはきめ細かい市場調査を/ 外部戦力を組織する/ 不動産の有効利用のマスタープランの作成/ 設計事務所の活用のポイント/ 建設会社の選定のポイント/ 事業採算計画のたて方/ 資金計画の検討手順/ 不動産賃貸業の経営的特色を生かす/ 入居テナント斡旋の推進ポイント/ メンテナンスは建物の品格を決める/ 管理会社選択のポイント/ 不動産取引推進には節税アドバイスを/ 相続財産の評価額を減少させよう/ 生前贈与による節税効果をアピールしよう/ 債務控除の制度を有効活用しよう/ 不動産オーナーのバランスシートをつかむ/ 相続税の評価額を算出する/ 事業承継の節税プランを提案する/ 不動産譲渡所得税の算出のポイント/ 所得税対策が図れる管理会社の設立/ 株式対策と資産対策/ 再開発プロジェクトはビジネスチャンスの宝庫/ 再開発事業は地方自治体からの情報が大事/ 企業誘致を地場活性化につなげよう/ 再開発の専門セクションを作ろう/ 企業誘致の担当者を置く/ 企業誘致の担当部署のヒアリング/ 企業誘致は進出企業のリスク軽減の設備が必要/ 各種情報提供で企業誘致に取組む/ 誘致企業のリストアップ/ 競合他行と差別化を図るサービス/ 第三セクターや組合との取引/ 地元大口地権者との取引を拡大しよう/

       copyrght(c).土地の買い方ガイド.all rights reserved

スポンサーリンク

プライバシーポリシー